活動内容

カリキュラム

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学習

ICT教材「すらら」を導入し、無学年式の学習環境を提供しています。子ども一人ひとりの学力や興味関心に合わせて、学習範囲や学習量を自由に設定でき、無理なく進めることができます。学習履歴が蓄積され、保護者とも進捗を共有できます。

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プログラミング

将来の選択肢を広げるプログラミングスキルを、楽しみながら身につけられるよう支援します。物事を順序立てて考える力や集中力を高めるトレーニングにもつながります。

タイピング

興味のある言葉や好きなものを題材に、ゲーム感覚でタイピングを学べます。楽しみながら、パソコン操作の基本を自然に習得していきます。コグトレを使用。

制作

絵画・工作などのアート体験や、クッキング・手芸などの創作活動を通じて、感性や表現力を育みます。

人との関わり体験(外出・宿泊など)

遊びや会話の中で、子どもたちは対人関係のスキルや自己表現力を自然と身につけていきます。外出や宿泊体験なども取り入れ、安心できる環境で社会性を伸ばします。

外遊び

太陽光をあびて外で思いきり体を動かすことで、心と体のバランスを整えていきます。理学療法士や作業療法士の指導のもと、感覚統合訓練*も実施し、子どもの運動機能や感覚発達をしっかりサポートします。

*感覚統合訓練とは?
視覚、聴覚、触覚、前庭感覚、固有感覚などの感覚を適切に組み合わせ、脳が情報を整理できるよう訓練するリハビリテーションの一種です。遊びや運動を通じて、身体の使い方の学習を促し、発達の課題をサポートします。

1日の流れとサービス提供時間

10:00

11:00

昼食準備、調理

12:00

昼食

15:00

おやつ

17:00

ふりーすてっぷの作業部屋

サービス提供時間

10:00~17:00の間の3時間まで

個別支援計画に基づき個々に設定

2時間までの延長支援も可能

学校のような決まった時間割ではなく、子ども一人ひとりの生活リズムに合わせた柔軟な利用が可能です。
「週に1回だけ通いたい」「朝は起きられないので午後から通いたい」など、一人ひとりの状況に応じた通所ができます。学校に復帰した後も、放課後の利用が可能ですので継続的に支援させていただきます。

昼食、送迎について(無料)

昼食

栄養士の監修による、健康的な手作りメニューを提供しています。希望があれば、子どもたちと一緒に調理したり、お菓子づくりも楽しめます。子ども食堂のような地域とのつながりも目指しています。

送迎

加古川市・播磨町・稲美町
*その他のエリアについてはご相談ください

年間行事、イベント

釣り、プール、海水浴、BBQ、カラオケ、水族館など、親子で一緒に楽しめるイベントも充実しています。

ふりーすてっぷのこどもが弁当を食べている
ふりーすてっぷのこどもが魚釣りをしている

5領域に添った支援

放課後等デイサービスでは、「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「人間関係・社会性」「言語・コミュニケーション」の5つの領域に基づいた支援が行われます。
ふりーすてっぷでも、この5領域に沿った多彩なカリキュラムを通じて、子どもたちが安心してのびのびと育っていけるようサポートしています。

5領域に沿った支援

不登校児童の5領域の特徴と支援の視点

領域 特徴(不登校児童特有) 支援のポイント
健康・生活
  • 昼夜逆転、生活リズムの乱れ
  • 登校ストレスによる体調不良(頭痛、腹痛など)
  • 過眠・過食または拒食
  • 毎日の登所で生活リズムを整える
  • 無理のない活動スケジュール設定
  • 安心して過ごせる「居場所」づくり
運動・感覚
  • 外出や運動の機会が減少
  • 感覚過敏や身体のこわばり
  • 長時間座位が難しい場合も
  • 軽運動やストレッチからスタート
  • 室内でできる活動の工夫
  • 感覚統合あそびの導入
認知・行動
  • 学習への苦手意識、失敗経験が強い
  • 学力の遅れや課題の未整理
  • 「できない自分」への自己否定感
  • できたことを積み重ねて自信を回復
  • 個別対応でスモールステップ設定
  • 本人の関心に合わせた学習支援
言語・コミュニケーション
  • 言葉での表現が苦手または拒否傾向
  • 長期の孤立による会話機会の減少
  • 相手への配慮ややりとりの困難さ
  • 信頼できる大人との1対1関係から支援開始
  • 視覚支援や筆談の活用
  • 安心して話せる雰囲気づくり
人間関係・社会性
  • 他者への警戒心が強い
  • 自己肯定感の低下、孤立感の強さ
  • 集団不適応、他者との距離感がつかみにくい
  • 少人数・選択制のグループ活動
  • 「役割」や「ありがとう」の経験で承認体験を増やす
  • 「比べられない環境」を意識する

特徴的な支援アプローチ

視点 内容
安心の場づくり 「来るだけでOK」「帰る時間は自由」といった柔軟な設定。初期は「在室するだけ」でも評価される。
家庭との連携 不登校傾向のある児童は家庭支援がカギ。登所に向けた家庭内環境づくりも重要。
学校・行政との連携 学校との情報共有や、教育支援センターとの協力体制でスムーズな連携を図る。
本人のペース重視 急がず、比較されず、本人のやる気が出るまで「待つ支援」。
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